６月２０日（木） － お気に入りのモーニングなんだけど、
もともと、週に二回ほど会社に早朝出社していた。だいたい、月曜と木曜の７時半ごろ。理由は、月曜の朝は週の始まりをシャキッと始められるように、木曜日はその週にたまった仕事を整理できる様に、だ。実際、夕方残業するより、見積にしても企画書にしてもクリアな頭で効率よく作業が出来る。
で、その時からお世話になっているのが、ＰＲＯＮＴＯの「あさごぱん」だ。
厚切りの食パンにマヨネーズで土手を作り、そこに玉子を置いて焼いたもの。（ちなみにパンはふかふかだが、卵はしっかり火が通っている。家で真似てみると、当然卵に火が通るよりパンが先に焼ける。卵が焼ける頃にはパンはガチガチになってしまう。どうやって作っているのか、未だに謎である。）
チーズ、ハム、ベーコン、明太子の４種類のトッピングがあり、私のお好みはチーズ。飲み物とセットで３００円。お手軽値段でそこそこでボリューム感があり、おいしいくて満足度も高い。 ～ 早朝出社の日の私のお気に入りだった。で、本日は約二カ月ぶりにこれを食した。
久しぶりなので、感動ものかな、と、思っていたが意外と感慨が無かった。う～ん。少し脂っこいかな。（「脂っこい」は「ボリュームがある」の別名である。）何とも思わず美味しくいただいていたシロップやクリームを入れたアイスコーヒーも、甘ったるく感じる。
もちろん、「あさごぱん」は変わっていない。変わったのは私の舌だ。
６月１７日（月） － 久しぶりの出勤・そして体重が。
本日からまた、定年後の再雇用シニア社員として出社する。
今日まで、断食で４週間、途中３日出社して、６月頭から定年後の再雇用前の特別休暇として２週間、計６週間の休暇を取得した。
カミさんから「休むの、飽きたでしょう。」と、言われたが、そんなことは無い。まだまだ休み足りない。休んで、もっともっと身の周りの整理をしたいのだが、そうも言っていられない。
いつもより少し早く家を出て会社に向かう。
正直、身体がちょっとしんどい。会社は休んではいたものの、断食したり、この数日の蔵書整理なんかが応えているのかもしれない。
一旦定年退職・シニア再雇用になったとは言え、席も変わらなければやる仕事も一緒なので、会社のデスクに戻っても、実際のところはいつも通りの日常だ。やはり還暦になって意識が変わっているのは生活のプライベートな側面の方が大きい。
いつも通りに会社で過ごして、退社、家に戻って食事前にシャワーを浴びて体重を測ると、なんと！ ７２ｋｇを切っていた。断食療養所に入所したときは８２ｋｇだったのでマイナス１０ｋｇ、療養所を退所した日と比べても４ｋｇ弱の減になる。 ～ 正直これは私の入社２年目の２４歳の時くらいのレベルの体重、つまり、３６年振りくらいに見る数字ということである。
私は二十歳の頃の体重が６２ｋｇだった。身長が１８１ｃｍあるので、６２ｋｇでは痩せ過ぎといえばヤセ過ぎなのだが、そういったローレル指数的なことは別にして毎年受けてる人間ドックの問診の先生に言わせると、人間の体内が一番バランスを取れるのが二十歳前後の体重らしい。まだまだ体重を減らすつもりだが、そこまで行けるか？？
６月１６日（日） － お休み最後の日。
定年にあたっての２週間の特別休暇、今日がその最終日である。
片づけ作業はあまりないのだが、その一方で息子が国家公務員一般職試験の日、健闘を祈りつつ夕飯を作る。ふだんの私の回復食では家族は満足できないので、普通にしっかりしたものにした。本日の献立は、煮込みハンバーグ・野菜のグラッセ・オムライスである。
１９時過ぎに帰宅した息子の話だと、試験結果は及第点は取れたと思うがパッとしかった模様。出来れば圧倒的な高得点を目指していたので、ちょっと心残りな様だ。
カミさんも入り、三人で夕食。久しぶりに脂っ濃くしっかりした味付けの食事は満足度が高い。～ その後、息子と二人で銭湯に行き、ゆったりした気分で寝床に入った。
こうして長いながいお休みが終わり、明日からまた会社に出勤する日常が始まる。
６月１５日（土） － 後片付けと、４万円の使い道。
今日一日は、プチ断食することにした。先月２８日に療養所を出てから約２０日間、気を付けながら回復食を食べてきたが、昨日海鮮丼まで行けたので、ここらへんでそろそろ一日だけ食事をガマンしてみることに。
メシは喰わぬが、幸い力仕事もほぼ終わり、外出しなければならない用事もない。
朝から本が撤去された後の細々としたものの整理や、あと残っている専門書の手放す、手放さないの分類をする。 ～ だいたいこういった作業は、取っ掛かり始めは余り細かなことを気にしないで馬力勝負で行われるため作業のスピードも速いのだが、終盤に差し掛かると、細かいものをどうするか一つひとつの整理になるため、いきおいペースが落ちる。
ちなみに専門書は「建築関係」、建築を学び始めた大学時代からの蔵書だ。
こういった本は、傷み具合で一律の価格で引き取るブックオフさんの様なお店ではなく、値段は安くてもいいので、建築専門の古書店に引き取ってもらい、できればこれから建築を学ぶ人たちの有効活用してほしいと思う。
専門書は雑誌・単行本を問わず、とにかく「重い」。黙々と整理作業をする。
そうこうしていると、アマゾンで注文していたものが届く。～ 実は、先日 本を処分した４万円でオーディオケーブルを注文した。中でもそのうちの一本は、普段ならとてもじゃないが買おうとは思わない贅沢なもの。
長さ７０cm程度のものだが、一万円以上する。長らく一緒に過ごしてきた本たちとのお別れと引き換えに、せっかくなので一見無駄遣いとも思えるほど高スペックのモノにした。古ぼけた大量の書籍がピカピカ光る一本の最新式のケーブルに化けて、また私のオーディオセットで新たな時を刻み始めるかと思うと感慨深いものがある。
実際、伝導性の高い純銀の導線で、音に透明感が増した様に感じた。
６月１４日（金） － 本日は休憩日 ～ 老眼鏡・ゴジラ・海鮮丼。
大量の本を処分してひと仕事終わったので、今日は休憩日にする。外に出で、老眼鏡を受け取り、そのあと万博記念公園のＩＭＡＸでゴジラ・キングオブモンスターを観ることに。
出来上がった老眼鏡のフレーム調整をしてもらう。今更ながら手元がしっかり明るく見えることに感動した。 ～ 大切な退職金を使った買い物、大事にしよう。
その脚で、映画を観に向かう。
前回と同じく、シニア割１，２００円＋ＩＭＡＸ観覧料が１，０００円、計２，２００円。
日本のと比べると、小顔でマッチョなイケメンになったゴジラ。
ストーリー的にはスカスカで突っ込みどころ満載の印象なのだが、それを凌駕する迫力に圧倒される。やはり、怪獣ものを見上げる様な大画面で観るのはいい。首が疲れたが。 ～ 少し遠出してでも、ＩＭＡＸで観て正解だった。多分、普通の映画館で普通に観てたらストーリーの粗さだけが目立って、バカにして終わっていただろう。
時間は１９時前。今日の〆にＥＸＰＯシティのテラスで海鮮丼をいただくことにした。先生の指導に従い、そろそろ断食後初の生魚にチャレンジだ。
お刺身の滋味が身体にしみこむようだ。胃もたれすることもなく、無事完食。今日はいい一日だった。
６月１３日（木） － 大量の本を処分
いよいよ、断捨離の本丸、大量の本の処分である。
総量は多分２，０００冊を優に超えるだろう。そのうちの大部分を、今日、ブックオフさんに引き取りをお願いしている。
残す本、引き取ってもらう本の仕分けはすでに済んでいる。（今日処分するのは文庫・小説・ビジネス書と言った一般図書で、専門書は後日、専門書の会社に引き取ってもらう予定。）朝１１時半ぐらいに伺うと担当の方から連絡がある。録り溜めビデオを観ながら待つ。
担当の方は三時間くらいかけて買取査定を行ってくれ、１，３００冊強、買取価格は４万円弱になった。
結構な量になったので、車への積み込みを息子と手伝い、ブックオフさんを送り出す。
あと買い取ってもらえなかった本を処分して、汗をかいたので、息子とスーパーに寄りアイスクリームを買った。ひさしぶりの「白くまくん」お風呂上りに食べる。おいしい。
４万円のうち、４千円を息子にお小遣いとして渡した。残りはどう使おうかな。
