大河内 敦の裏blog(番外編)

広告会社に勤める一級建築士の断食経験とその後。

定年関連の手続きが始まる。

サラリーマンは、定年が近づくといろいろ手続きがある。

定年直前の四週間「断食休暇」をとる旨、事前に会社に説明してあったので、人事局の担当が少し早めに、じっくりと時間をかけて、それも二人掛りで、丁寧に手続きや諸注意事項についての説明をしてくれた。

年金手帳や雇用保険証の受取り、退職金の受取り手続き、私は60歳以降も再雇用で同じ会社で働くのだが、高齢者雇用継続給付 (収入がガクンと減るためハローワークに申請するとその補填が出たりする) の支給申請、などなど。書類には「高齢者雇用・・・」と言った言葉が躍り、本人の意識とは別に自分が「社会保障」と「納税の義務」の間のある枠組みの中に組み込まれていっているのがヒシヒシと感じられる。

60歳以降も、仕事へのスタンスは変えずに今まで通りにやって行こう、というか、管理職の立場を解かれる分むしろ若い人たちに交じって再び現場仕事に取り組もうぐらいに考えているものの、周囲のこういった状況、特に再雇用で収入がガクンと減ることについては、やはり自分の考え方や生活ぶりを見直す必要がある。少なくともシニアの再雇用に於いては独身社員でもない限り、思いっきり働いて思いっきり遊んで、という若い時の様なスタイルは無さそうだ。~ これも静養院での有り余る時間の中で考えてみようと思う。

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