大河内 敦の裏blog(番外編)

広告会社に勤める一級建築士の断食経験とその後。

令和元年5月1日 ー 入所当日。

51日令和元年初日、いよいよ入所の日である。天気は朝から雨が降ったりやんだり。でも、冷涼な空気と雨に濡れた瑞々しい若葉が新元号スタートの静謐な空気を作っている様に感じる。今年の4月は気温が低く、例年ゴールデンウィークに我が家では庭にサクランボが熟すのだが今年はまだ青いままだ。~ 今度帰ってた来た時はもう実は落ちているだろう。 

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昨日知り合いに一斉にメールやラインで「約一カ月連絡が取れなくなる。近況が気になる方はこのブログを見て。」と案内し終えた。会社やカミさんにも、入所中連絡が取りたい場合は電話すること。メールは見れない状況になる、と、伝えてある。

お昼過ぎに自宅を出発。カミさんが駅まで送ってくれた。重い荷物をもって生駒に向かう。

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夕飯が16時からなので、入所は15時までだ。30分前に到着。さすが、ゴールデンウィーク、入所者が多いようで玄関の土間に靴がずらりと並んでいる。

 

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台風で傷んだ部屋の復旧工事は完了しており、生駒市内を見下ろせる南東向きの角部屋に案内してもらえた。標高340m、断食中は気が滅入りがちになるので、新しく、明るい、日当たりも風通しも良い部屋というのは、ありがたい。長期の療養になるので、いい部屋にしてもらえたのかな。なお、院長さんは自分で部屋や建物の修理をしている様だ。台風の後の屋根瓦も自分で葺いたとのこと。

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院長さんから、今後の予定についてのお話がある。先ず断食は10日行い、それ以降は様子を見ながら延ばせるようならのばす。明日一日は準備日として徐々に食事の量を少なくし、早速明後日から本断食に入る、とのこと。~準備日は三日くらいとるものと思っていたので、ちょっとあわてた気分になる。でも、後半に時間を取っておくほうが、頑張って日数を延ばしても、後の回復期間がしっかりとれるので、いいことかと思う。がんばろう。

16時に夕飯、すでにお粥である。

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18時に娯楽室に希望者だけ集まって、院長先導の元、般若心経を3回、「正座の辞」を復唱、その後一、二分正座をする。これについては、また改めて、わたしの感じたところを書かせてもらいますが、先に言っておくと、ここは宗教とは無縁な施設です。 

あと、持ってきた荷物の整理やWi-fiの設定をしていると、なんか気が抜けたのか、夜8時くらいには眠くなり、9時前に寝てしまった。