大河内 敦の裏blog(番外編)

広告会社に勤める一級建築士の断食経験とその後。

5月19日(日) - 断食明け・3日目

昨日に引き続き、風が強い。

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今日から、食事はお粥になる。

朝の献立は、三分粥、なめこのお味噌汁、海苔の佃煮、だ。(ちなみに、静養院ではお粥の硬さ自体はあまり変わらず、回復食が進むに従い量が変わる。三分粥はそのミニマムサイズ。)

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朝 食 : 三分粥 なめこのお味噌汁、海苔の佃煮


昨日と同じ様に、20分くらいかけてじっくり感じるようにしていただく。お粥を口に含むと大量の唾液に流された後に、お米の粒が露わになる。その柔らかい米粒を噛んでいただく。 また、ひさしぶりのお味噌汁。旨みの効いた味がうれしい。なめこでやや粘度が上がった味噌汁が舌に絡む。なめこそのものの風味や食感も感じながら、しっかりゆっくりいただいた。食べ物を噛むこと自体が久しぶりであることに気付く。 

9時半ごろに、お通じがあった。少し早いように思ったので、院長に報告すると「昨日、おとといの重湯が消化されたものではないだろう。」とのこと。おそらく、断食を始める前に腸に残っていた残留便だろうと。確かに、脂肪が多い便に思えた。いずれにしても、身体が本来の機能で働き出しているのを感じる。

お昼は、同じく三分粥、さつま揚げと白菜の煮物、豆の昆布煮。

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昼 食 : 三分粥、さつま揚げと白菜の煮物、豆の昆布煮

さつま揚げの弾力、白菜繊維のシャキっと感がうれしい。舌で潰せるほど柔らかく甘く煮た

豆に、昆布の香りを感じる。

 

夕食は、三分粥、茄子の白みそ和え、プチトマトに塩をふったたもの。

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夕 食 : 三分粥、茄子の白みそ和え、プチトマトに塩をふったたもの

久々の生野菜の食感・香り・甘みと酸味、皮にある少しの苦み。茄子の白みそ和えも、柔らかくなった茄子を歯ではなく上顎と舌で潰しながらしっかり味わう。なお、普段ならなんとも思わないのだろうが、味を濃く感じる。 

夕食を済ませると、今日一日の食事で、がぜん栄養が身体に充満している様な気がした。院長にその話をすると、「気がするだけ」だそうだ。実際今日の食事3食を合計しても500kcal程度らしく、依然、基礎代謝量にも届いていない、ここで気力が充実しているからといって、活動すると身体が付いて行けない、のだそうだ。

まだまだ、おとなしくする日々は続く。