6月3日(月) - 常備菜を作る。
何度も書いている様に、断食をしてから嗜好に変化が現れ、カミさんも私の食べ物の傾向が変わって戸惑っている。
胃袋が小さくなったのであまり食べられない。どうせ少ししか食べられないなら、自分の好みに合ったおいしいものを食べたい。今日から断捨離に着手することもあり、常備菜として自分で食べたいものを作っておけば、カミさんも助かるし、食事の準備にかかる時間も節約でき、しかも本当に食べたいものだけを食べられて自分もハッピーだ。
① 高野豆腐とふきの煮物
実は「蕗」を料理するのは、60才の人生ににおいて今回が初めてである。
出汁で煮込む前に、塩摺りして、軽く湯がき、皮をむく。すると美しい薄翠の身が現
れる。私に日本画の心得があれば、岩絵の具で描きたいほどの美しさだ。
これをだし汁で煮た高野湯豆腐に加える。
② 春菊の白和え
すり鉢ですりごまを作り、よく水切りした木綿豆腐とだし汁をあえ、最後に湯がいた
春菊を刻んだものを混ぜる。
③ もずくと野菜の酢の物
もずくを30秒ほどゆでて、磯臭さを抜いたところに、レモンのしぼり汁・皮を刻ん
だものを加えて、もずく酢を作る。更に針しょうが、塩摺りして湯がいたオクラ、半
分に切ったミニトマト、刻み大葉、をまぜ、醤油・砂糖で味を調える。
更に今日は土鍋でご飯を炊く。お焦げ付きの香ばしいご飯が炊きあがった。
これにこの間買ってきた紀州五代梅があれば、優に一週間は持つ常備菜の出来上がりだ。 (ちなみに、みそ汁はカミさんのお手製。)