大河内 敦の裏blog(番外編)

広告会社に勤める一級建築士の断食経験とその後。

断捨離その2                 ~ 楽器を整理・処分する -その5-。

今回売却希望の楽器リストは、楽器名称、シリアルナンバー、判る限りでの製造年、使用材、ダメージ部分やオリジナルパーツを交換した部分などの特記事項を記載、エクセルに写真を入れるなどして、割ときっちり作った。

いい加減な売り物でないことを楽器屋さんに理解してもらうためだ。

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 ・関西では大手・アメリカ村でヴィンテージもののギター・ベースも売っている

  A店、

 ・全国にチェーンを持ち、ギター・ベースのみならず、ピアノやバイオリン、サック

  スなんかも扱い、音楽教室も展開している、育ちのよさそうな芝田町のB店、

 ・また、こちらも全国にチェーンを持ち、特にギター・ベースの中古も含めた在庫の

  豊富さには定評のある、同じく芝田町のC店

の三社を廻って、リストを提示、見積りを依頼した。

 

あと、リストの最後に

 ・量が多いので、家まで取りに来てもらえるか。

 ・もし現物を査定して価格が付かなかった場合、その楽器の処分をお願いできるか。

 ・もし、店頭にある別の楽器を購入する場合、今回の買取希望楽器を下取り扱いにし

  て、価格を割り引くなどのサービスはあるか。

という質問をつけた。

A店はクイックレスポンスで、その日のうちに返事をくれたが、ギター・ベース以外は買取も引き取り処分もできない。家に取りにも来れない、とのことだった。こちらは即お断りのメールを入れさせていただいた。

B店はその翌日に返事をくれた。 ~ このお店、かつてリズムマシーンの修理をお願いに行ったら、かなり古いが機器だったにもかかわらず熱心に対応してくれて、無事音が出る様になった。そんなこともあり、個人的にはこのお店かなり好印象なのだ。この時の丁寧な対応もあり、何となく売った楽器を大切にしてくれそうな気がするし。見積りの金額も、自分がお値打ちに思っている楽器にはちゃんと高い値段をつけてくれている。家に引き取りには行けないが、発送のキットを事前に送り、運送屋さんを差し向けるサービスがある。自分で運んだら査定5%アップする。下取り扱いの場合、更に10%アップするとのこと。この時点で、C店の返事が遅かったこともあって、返事を待たずB店に決めてしまおうと考えていた。

しかし、である。最後にC店から返事が来たタイミングで悩むことになった。原因は見積内容ではなく、この店で昔から欲しかったギターが店頭処分品で安く売り出されていたことだった。

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楽器好きな方なら分かってもらえると思うが、こういった楽器との「出会い」は、何物にも代えがたいものなのだ。買取価格もB店と遜色ない。家まで出張買取の対応も可、値段が付かない機材は処分もするし、下取り扱いだと査定額は20%アップだそうだ。条件を公平に見てこちらを選ばない理由はない。しかし、B社には好印象を持っているので、しばし悩む。 ~ が、最終的には、断捨離するつもりがムクムクと新しい楽器の購入へと気持ちが傾いて行った。

結局、B店には直接出向いて、ご担当の方には対面でお断りと今回の対応へのお礼を申し上げた。そして、その足でC店に出向く。

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 楽器の引き取りは来週木曜に決まった。