今回の自宅断食のまとめ。
【今回の自宅断食の数値の推移】
<対 プログラム終了時>
・体 重 (74.55kg-71.05kg) 3.5kgの減
・体脂肪 (17.5%-13.6%) 3.9%の減
・ウェスト (88.6cm-85.1cm) 3.5cmの減
<対 断食終了直後>
・体 重 (67.90kg-74.55kg) 6.65kgの減
・体脂肪 (18.0%-17.5%) 0.5%の増
・ウェスト (82.0cm-85.1cm) 3.1cmの減
さすがに年一度の断食を三回続けると体重や体脂肪などの数値はけっこう下がることになる。ただし、数値の減り幅は最初ほど大きくはなくなっている。
また今回は、断食を開始しして割とすぐに好転反応が起こり、その不快感もわりとすぐ収まった。全体に数値の変化も穏やかだ。また、断食後の通常の食生活への戻りも早いように感じる。 断食を繰り返すと身体も慣れるのかも知れない。
【今回、初の自宅断食を行っての感想】
・思ったより楽に行えた。場所が自宅ではあったが、食べ物の誘惑はそれほど気にならなかった。
・断食するといろいろ感覚が敏感になるのは、どこで行っても同じだが、生駒の山の上の療養所と自宅とでは、周囲の刺激のレベルがぜんぜん違う。特に音や匂いに敏感になっている状況では、周囲のノイズにはイライラしがち。家族は普段通りの生活で過ごしているので、あらかじめ自分がこういった精神状態になることを話して理解を得ておく必要がある。
・今回は普段の生活の場での断食ということもあり、少し気分転換をするためにも開始前に少し部屋の模様替えなどをして、普段と違う環境・気分で始めるのがよい。最悪、寝るときの頭の向きを逆にするだけでも良い。日々日常の気分の延長でなんとなく断食を始めると気持ちの切り替えに手間取るし、逆に気合入れて開始しても周囲の環境が変わらないと、なんか気分が上がらない。
・断食後の回復食は自己管理で行うことになるので、けっこうこれに気を付けなければならない。一人分だけ作るというのは意外と難しく、ついつい作りすぎてしまう。
・特に今回反省すべき点は「間食」だ。回復食の期間中に食事の合間のお茶など飲むと、お茶あてにピーナッツやらチョコレートやらを口に入れてしまうことが多かった。
・身体の痛いところや目の下のブツブツ、脚のつり、などが断食中は消失する。これは以前にも経験したうれしい反応だが、残念なことに回復食が始まると徐々に元に戻ってしまう。
・断食はやはり暖かいときにする方がよい。寒いときに行うと食事による熱発生が無い分冷気が身体にこたえる。
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【-参 考①- 2019年・静養院入所期間中の数値の推移】
<対 入所時>
・体 重 (82.0kg-75.8kg) 6.2kgの減
・体脂肪 (23.5%-18.5%) 5.0%の減
・ウェスト (97.0cm-91.5cm) 5.5cmの減
<対 断食終了時>
・体 重 (73.4kg-75.8kg) 2.4kgの増
・体脂肪 (26.3%-18.5%) 7.8%の減
・ウェスト (88.6cm-91.5cm) 2.9cmの増
【-参 考②- 2020年・静養院入所期間中の数値の推移】
<対 断食開始前・ 断食終了直後>
・体 重 (80.60kg-72.80kg) 7.8kgの減
・体脂肪 (22.2%-22.3%) 0.1%の増
・ウェスト (93.5㎝-85.5㎝) 8.0cmの減
<対 断食開始前・静養院退所日>
・体 重 (80.60kg-73.60kg) 7.0kgの減
・体脂肪 (22.2%-22.1%) 0.1%の減
・ウェスト (93.5㎝-86.9cm) 6.6cmの減
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今回、自宅でも断食が行うことができた。今後は不摂生が続いたりしたらリセットする意味でカジュアルに、一日~三日くらいのプチ断食を自己管理でこまめに行うのもアリかも知れない。
ただし、期間の短い断食はリバウンドに注意が必要だろう。五日くらい食べないと、六日目に重湯を口に入れてもほとんど感慨が無いほど不食に身体がならされるが、一日、二日程度では、おそらく空腹から爆発的な食欲が起こるように思う。流されやすい環境の自宅で行うなら、なおさらである。
このカジュアル断食については、実践の機会があれば行ってみて、またレポートしたいと思う。