大河内 敦の裏blog(番外編)

広告会社に勤める一級建築士の断食経験とその後。

11月14日(日) -本断食1日目-

今朝は曇り空である。放射冷却が無かった分、昨晩は暖かかった様に思う。 f:id:ats-forldn2012:20211115123254j:plain

多分断続的に10時間以上寝たと思う。だが、朝から生あくびばかり出る。お昼過ぎに頭痛と胃液がせりあがってくる感覚を覚える。これも、断食が始まると起こる症状で悪いことではないのだが、断食初日のお昼に起こるというのは早い。頭痛は断食による脳の糖分不足、胃液がせりあがる感覚は、空っぽになった胃が小さく収縮することで起こる。二つとも結構辛いのだが、これを乗り越えると安定した体調で過ごせるので、今はガマンするしかない。

断食初期の辛い時間は、眠いこともあり、基本的には寝ながらやり過ごす事になる。辛いのだか、退屈である。本を読もうとするが、頭痛がするので集中できない。スマホで動画を見るのもしんどい。筋があるものを読んだり視たりするという行為は能動的な行為で、こちらもエネルギーがいる。 ~ こういう時はラジオがいい。それも、うるさくないディスクジョッキー形式の音楽番組。受動的に退屈さをやり過ごせる。

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頭痛と吐き気と生あくびと闘いながら、ラジオから流れる柔らかい女性DJの声と音楽を、聴くとも聴かぬともなく睡眠と覚醒を繰り返しながら、この日は一日が暮れた。結局「NHK夜の深夜便」のレオン・ラッセル特集を、心地良いアンカーの声を聴きながら夜中の3時までを聴いてしまった。