大河内 敦の裏blog(番外編)

広告会社に勤める一級建築士の断食経験とその後。

11月19日(金) -断食明け1日目-

一応の断食明けの朝が来る。今日も小春日和の一日になるらしい。

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あさっての日曜日の雨を境に気温が下がるらしいので、断食期間中暖かかった幸運に感謝。

朝、体重を量ると73.05kg。一応の当初目標は73kg、出来れば72kg台になるといいな、だった。今日から回復食だが、回復食期間中は基礎代謝に必要なカロリーすら摂取できないので、早めにお通じが来て(当然のことだが、断食中排便は無い。)72kg台になることを期待して、当初の予定通り今日から回復食フェーズに入ることにした。

朝8時、重湯と梅干しをいただく。

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何度も書いていることだが、断食明け最初の食事はさぞかし感動的で、滋味が身体にしみ込んでいくような感覚・・・みたいなことを想像しがちだが、意外と冷静なものである。

むしろ味に敏感になっていて、重湯の米ぬか臭さや梅干しの塩味が気になったり、その一方梅干しの紫蘇の香りを感じたりする。今までと同じように特に感慨なく回復食一食目を済ませた。

正午にまた、重湯と梅干し。今度の梅干しは「白干梅」という、塩と梅だけで漬けられた古来からの製法によるシンプルなもの。

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普段は平気で食べているのに、箸で少しつまんで食べるとその塩辛さが耐えがたい。ほとんど刺激物の様に感じる。果肉の多いリッチな梅干しなのだが、今日はそれがアダになってこのままではとても一個食べ切れない。結局重湯の中に入れてほぐして食べ切る。それでも塩辛いので、食べ終わった後同じお椀に水を入れてガブガフ飲む。~ やはり、舌が敏感になってる。朝、お粥が米ぬか臭かったので塩を入れるか迷ったが、入れなくてよかった。

そうこうしてると、おととい注文した紅茶ポットが届いた。紅茶を飲めるのはもう少し先だけど、楽しみで心が浮き立つ。

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日が暮れて、外に出ると月蝕が始まっていた。

普段ならカメラと望遠レンズを持ち、もっと見晴らしが良くて周囲に明かりの無い山上の貯水池周りの広場に行って三脚を据え、思いゆくまで観察と撮影をするのだが、歩いていく元気は無いし、動きが鈍くなっているので車の運転をする自信もない。せめてもと、家の前の道でスマホで撮影した。      

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