12月14日 ツアー五日目(その2)
夜、東京本社時代の最後に一緒に仕事をした新入社員 ⇒ 今、営業部長と新橋で会食。
昔からノリのいい、ちょっとチャラめのキャラだったが、今ではそれに業界人らしいクリエイティヴ・センスが醸し出されており、味のある営業部長になっていた。音楽出版会社とネット系の大手コンテンツ制作・配信会社を担当している。スキンヘッドで、50才になった今でも現役のパンクロッカーでもある。今回、1996年の関西異動以来、25年ぶりの再会である。
しかし、昔の人間関係というのは会えばすぐ再生できる。彼の方も、もう少しくたびれた私を想像していた様で、思ったより印象が若々しかったらしく、ノリよく楽しい時間を過ごすことが出来た。
今回のツアーでは、38年前の新入社員時代を意識して、当時はやっていたDCブランド系の黒ずくめな恰好をしていたが、それも評価してくれた。流行の先端を行くクライアントを担当している広告会社の営業部長から、年をとっても現役感バリバリの印象を持ってもらえたことは嬉しかった。
彼もおごってくれた。今回、後輩におごられてばかりだ。
別れ際、新橋の人込みの中で、ずっと私が去るのを見送ってくれた。ありがとう。宝石の様にキラキラした時間だった。