大河内 敦の裏blog(番外編)

広告会社に勤める一級建築士の断食経験とその後。

断捨離その2                 ~ 楽器を整理・処分する -その1-。

昨年の14日間の断食を機に、普段無意識にやり過ごしている身の回りの「過剰なもの」に敏感になり、断捨離を開始、(→ https://ats-forikoma2019.hatenablog.jp/entry/2019/06/02/064727)

大量の蔵書を整理・処分した話は既に書いた(→ https://ats-forikoma2019.hatenablog.jp/entry/2019/06/16/070110)。

で、私の家には楽器もたくさんある (→ https://www.likeamiracle.me/etc-etc)。 

ギターとベースだけでも17本。ほかにアンプ、リズムマシンエフェクター、キーボード、などなど。楽器は部屋に飾って置く分には美しいのだが、全然手入れが出来てないし、そもそも殆ど弾くことがなくなっている。ギブソンやマーチン、フェンダーといった決して安くない楽器の数々、還暦を機に「中古楽器店に引き取ってもらうとか、何とか整理しないとな」と思っていた。

わたしは、楽器と言うのは今たまたま自分の手元にあるだけで、出来るだけ大切にして次世代に伝えていかないといけないモノだと思っている。特に60年代以前のいい木を使ったギターは貴重だ。~ だからステッカーを貼ったり絶対にしないし、調整はしても改造したりもしない。こういった行為は子供に入れ墨する様なモノだと思っている。~ と言う訳で、中古楽器として楽器店に引き取ってもらうにしても、出来るだけいい状態で送り出してあげたいと考えた。

ずいぶんと以前の話になるが、まず去年の8月のお盆休み、とにかく楽器を磨くことから始めた。

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金属部品はネジ一本まで外し、KURE551に一晩漬けて錆を落とす。指板のフレットも一本いっぽん磨きあげて、さび止めコーティングをする。もちろん金属部品が取り外されたボディはクリーナーで磨き、指板にはレモンオイルを擦り込む。

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毎日4時間弱の睡眠時間で取り組むが、全てのギター・ベースを磨き上げるのに、しっかり9日間かかった。

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