大河内 敦の裏blog(番外編)

広告会社に勤める一級建築士の断食経験とその後。

ゴールデンウィーク明け、さらにさらに整理。

ちょうど一年前の5月の退職を機に、14日間の断食を行い、その後いろんな意味で断捨離を行ってきた。

2,000冊以上あった蔵書を大部分を売却、約1,000枚あったCDや、楽器も整理、退職金の預け先や使い方を決め、複数の銀行に預けては優遇金利の回収したり保険料の前払いしたり、と、やって来て、今度はカメラやレンズを整理することにした。具体的には、約8年前に買ったミラーレス一眼二台と、40年以上前に買ったフィルムカメラとレンズだ。

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どれも普段の使用に支障は無いのだが、時々動作が不安定になったりして来ている。また、デジカメの世界におけるこの8年というのは、センサーの画素数を始めとした機器スペックがものすごい勢いで向上した期間でもあった。(更にそれに輪をかけて、ここ数年はスマホのカメラの性能向上がすごい。普通のデジカメはすでにマーケットで出る幕が無いものとなりつつある様に感じるほどである。多くの撮影は、もうスマホで事足りるからだ。 ~ 私はオールドレンズを使ったりして楽しむこともあるので、レンズ交換の融通が利くミラーレス一眼のデジカメを使う事は止めないと思うが。) 昔のフィルムカメラと違って、ことデジタル機器としてのカメラの世界ではヴィンテージな商品価値というものは無いに等しい ~ 機器スペックレベルが全てだ。最新機種も日に日に時代遅れのものとなる。

フイルムカメラの方は大学の合格祝いに建築の勉強のために買ったもので、思い入れもあるのだが、そのクラシックでヘビーデューティなデザインを眺めて楽しむことはあっても、使うことはすっかり無くなってしまっている。

で、思い切ってこの三台と付属のレンズを下取りに出して、新しい機種を購入することにした。正直、今使っているPCの現像ソフトなんかも使えなくなるだろう。面倒くさくはあるが、そこはやはり何時までも古いソフトに甘んじているのは、良くないと思う。特に年寄りは、意識的に新しいものにチャレンジすべきだ。

こんな日のために、空箱も保管してあった。ストラップやケーブルなどの付属品を出来るだけ探し集めて、汚れを拭き取り空箱に梱包。

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昔、ライカのオールドレンズの入手でお世話になったお店で、査定をお願いする。

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あたりはソフトだけどレスポンスが早くてカンジのいい若い店員さんが相手をしてくれた。古いスペックのミラーレス一眼と、満身創痍のフィルムカメラだったが、正式な査定額は35,000円ついた。で、下取りということでプレミアをつけて40,000円にしてくれた。(このあと、1,000円の割引券と、次の商品購入時に、下取り特典で、さらに5,000円の値引きをしてくれることになる。50,000円近くのお金が浮くというのはありがたい。楽器もそうだが、断捨離に伴う物品の整理と買い替えの際は、下取りサービスを是非活用すべきだ。)

フィルムカメラにモノクロフィルムが入ったままになっていた。こういった事は、やはり、モノが使われていない、生かされていない証左である。ちょっと、反省しなければならない。(ちなみに、もう売られていないフィルムである。帰りにDPSに寄り現像とプリントをお願いした。何が写ってるか???)

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最後に、買い替えカメラを注文した。あとは、連絡を待ちだ。