大河内 敦の裏blog(番外編)

広告会社に勤める一級建築士の断食経験とその後。

5月17日(金)  – 断食明け・1日目

ついに断食が明けた。昨日に引き続き朝からいい天気で、部屋に朝日が降り注ぐ。 

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いつも通り、7時半の朝礼拝に出で、8時に14日ぶりの食事。お休みモードになっている胃腸にやさしい重湯と梅干だ。普通14日ぶりとなると、最初の食事は嬉しさで興奮しそうなものだが、案外冷静だった。食べないことに慣れてしまったか? 

最初の食事のときにやろうと思っていたことがあった。 ~ 「何も考えない」というセオリーに基づき、出来るだけ食べ物を「(考えずに、真っ白な心で)感じよう」ということ。

まず眺め、形・色・質感を観察し、手に取り、暖かさや重さを感じ、香りをかぎ、お箸やスプーンで触れて、硬さ・柔らかさを感じ、少し口に含んで噛まずに味を確かめ、そのあと、噛んで食感を感じる。触れられるもの(果物など)は手で触感を感じてもいいかもしれない。 

空きっ腹に梅干はキツそうなので、ほぐして重湯に混ぜる。心地よい酸味と少しの甘み、紫蘇の香りが混じった重湯を口に含むと、驚くほど唾液が出てきて口の中で水の様に溶ける。一口ひとくち食べるごとに軽くなっていくカップの重さを感じながら、15分~20分かけてゆっくり一杯の重湯を味わい、最後にカップに水を入れ、カップの内側に残った重湯を溶かして最後までしっかり頂いた。

 

昼食は12時、夕食は16時。今日は三食とも重湯と梅干だ。(ちなみに、明日も。) 

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朝食

 

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昼食

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夕食

たったこれだけの食事だが結構満足して、4時間ごとの食事だとまだお腹が減らない様に感じた。よっぽど、胃が小さくなっているのか。

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断食中の数値の推移をまとめておく。 

 ・体 重  (82.0kg-73.4kg)   8.6kgの減

 ・体脂肪  (23.5%-26.3%)                2.8%の増

 ・ウェスト  (97.0cm-88.6cm)     8.4cmの減 

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院長がおっしゃっていた様に、身体が「冬眠モード」になり、最後は踊り場状態で終わった印象。

これは、ダイエットを目的とした断食を希望される方は、最大5日くらいに抑え、その代り回数を増やした方が効率的に体重が減らせることを意味している。