11月17日(水) -本断食4日目-
今日もいい天気だ。身体もすっかり楽になった。
今日は、風呂の扉の建付けが悪くなったので、建具屋さんが修理にやってくる日だ。断食中は神経が敏感になっており過剰に反応しがち。些細なことでイライラするので、失礼なこと言ってしまわないか心配していたが、冷静に症状を説明したり質問したり、調整方法を提案したり、お礼を言ったりも出来た。結果的に、ちょっとした手直しで済み、前より開閉がスムースになった。以前の工事の事後調整扱いということで、建具屋さんはお金を受け取らずに帰っていった。 ～ 心遣いが素直にうれしい。
会社のメールをチェックすると、退職の手続き書類が会社で問題なく承認・受理されたとの連絡が入っていた。断食中に、提出した書類に不備があり差し戻しになるのが一番面倒なことになると思っていたが一発で通った。よかったよかった。
断食明けの事を考え始める。週末の夜、寝る前にテレビを観ながら、お酒とそのおつまみにテイクアウトや冷凍食品を食べるのは止めないといけない。代わりに紅茶を飲むことにする。ノリタケのちゃんとしたティーカップがあるので、お揃いのティーポットと保温用のティーコジーをアマゾンで注文した。～ 少々オトメチックなデザインだが、このポットの中でジャンピングするティーリーフを想像して楽しくなる。
明日は、断食最終日だ。
11月16日(火) -本断食3日目-
今日は、少し雲が出ているが基本的にはいい天気だ。日中は１８－９度まで気温が上がるらしい。 ～ 何度も書いたことだが、断食中は寒さがこたえるので、朝、日差しがあるとホッとする。
頭痛や胃がせりあがってくる感覚はあまりなくなったが、やはり３日目ともなるとダルい。朝、７時半にベッドから出たが、９時過ぎにまたベッドに横になってしまった。ウトウトして１０時過ぎ、気分が良くなったので本格的に起きた。～ 今日は、五日間の断食の中日である。だいたい断食は最初がキツくて、あとは楽になっていくので、ここまでくれば一安心なのだ。(断食のはじめがキツイのは、食べ物が身体に入らなくなってから身体の脂肪や筋肉を栄養源に切り替えるまでの、その期間なのだ。おそらく、切り替えスイッチはもう入ったとみて間違いない。)
会社には休みの届けを出しているのだが、休んでいるのを知らずに私にメールして返事が無くてイライラしてる人がいてはいけないので、お昼過ぎに会社のメールをチェック。幸い、連絡や報告ばかりで、急ぎ判断やアクションが必要なものは無かった。
この日の午後も録り溜めたビデオを観て過ごす。
どの番組を観ても、やたら食事のシーンが気になる。連続テレビ小説の「カムカムエヴリバディ」では、当然おいしそうな「おはぎ」が出てくる。「きのう何食べた？」は言うまでもない。「和田家の男たち」では、相葉雅紀が扮する主人公が作る料理を祖父・父親・主人公の三人で食すシーンが定番になっている。(ちなみにこのドラマ、ジャズっぽいＢＧＭ、シティポップステイストのテーマソング、とにかく音楽がカッコイイです。) 「ドクターX」では、今回たまたまゲスト出演の松下奈緒が、うどんばっかり食べるベテラン看護師役。さすがに「日本沈没」なら食事のシーンは無いかと思い観ていたら、被災者の避難場所に自衛隊が炊き出しするシーンが出てきた。暖かいうどんとカレーライス。～ 自分の判断で断食しているのだ、今は我慢しかない。
この日も本を読んでいると眠くなったので、９時前にに寝た。
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【追 記】「和田家の男たち」の主題歌、ボーカルが竹内まりやとそっくりな声、と、思っていたら、本人でした。杏里とのコラボセッション Peach & Appricot 。竹内まりやの「不思議なピーチパイ」杏里の「アプリコット・ジャム」で掛け合わせたらしい。
～ 上質なCity-Pops、納得！
11月15日(月) -本断食2日目-
今日は朝から晴れた。断食の期間中は晴れの日が続き、日中は日差しがありながら夜は放射冷却という、寒暖差が大きい毎日になる模様。朝からリビングに日差しが差し込む。
昨夜は夜３時までラジオを聴いてしまったが、朝７時前にすっきり起きられた。頭痛も収まって、胃液がせりあがる感覚も生あくびも格段に楽になった。
体重もお腹周りも減り始めたその一方、体脂肪率が上昇し始めている。今回の断食は、身体の反応が早く出ている模様。いずれにしても、早くも最初のハードルを超えられた様だ。身体が楽になったので、今日も録り溜めたビデオを観ながら過ごし、夕方、シャワーを浴びて(断食中は入浴してはいけない。)、この日は９時前に寝た。
11月14日(日) -本断食1日目-
今朝は曇り空である。放射冷却が無かった分、昨晩は暖かかった様に思う。 
多分断続的に10時間以上寝たと思う。だが、朝から生あくびばかり出る。お昼過ぎに頭痛と胃液がせりあがってくる感覚を覚える。これも、断食が始まると起こる症状で悪いことではないのだが、断食初日のお昼に起こるというのは早い。頭痛は断食による脳の糖分不足、胃液がせりあがる感覚は、空っぽになった胃が小さく収縮することで起こる。二つとも結構辛いのだが、これを乗り越えると安定した体調で過ごせるので、今はガマンするしかない。
断食初期の辛い時間は、眠いこともあり、基本的には寝ながらやり過ごす事になる。辛いのだか、退屈である。本を読もうとするが、頭痛がするので集中できない。スマホで動画を見るのもしんどい。筋があるものを読んだり視たりするという行為は能動的な行為で、こちらもエネルギーがいる。 ～ こういう時はラジオがいい。それも、うるさくないディスクジョッキー形式の音楽番組。受動的に退屈さをやり過ごせる。
頭痛と吐き気と生あくびと闘いながら、ラジオから流れる柔らかい女性DJの声と音楽を、聴くとも聴かぬともなく睡眠と覚醒を繰り返しながら、この日は一日が暮れた。結局「NHK夜の深夜便」のレオン・ラッセル特集を、心地良いアンカーの声を聴きながら夜中の3時までを聴いてしまった。
11月13日(土) -準備日二日目・本断食前日-
昨晩、寒さで一度目が覚めた。今朝、この秋一番の寒い朝になった様だ。滋賀の信楽では氷点下になった。放射冷却した空はすっきりと晴れ渡っている。
明日からの本断食に備え、少しでも明るい気持ちで過ごせるよう、ベランダで寝具を干す。マットレスやベッド代わりのスノコも陽に当てた。
今日は三食とも重湯と梅干しである。重湯は昨日のお粥を作った際に、米飯部分を漉して作ったものだ。
これを三食いただきながら、録り溜めたテレビを観ながら一日過ごす。 ～ やたらと眠くなる。断食を始めると良く起こる現象で悪いことではないのだが、まだ準備日で始まるというのは珍しいことかもしれない。
夜は部屋で音楽を聴いていたがやはり眠くてしょうがないので、すっきり乾いた寝具に包まり、９時前にこの日は寝た。
11月12日(金) -準備日一日目-
本断食の前に二日間の準備日を設けた。
初日の朝だけは、毎日朝食でいただいてる、ブランとオートミールをヨーグルトに漬けてふやかしたものにカットバナナを混ぜた腸活メニュー、豆乳ラテ、クッキー一個。
ボソボソしがちなシリアルだが、ヨーグルトと混ぜて一晩ふやかすと美味しくいただける。日々のお通じも毎食後にあるくらい、大変よろしい。含まれている食物繊維は野菜の比ではない。
よく、野菜ジュースのCMなんかで「一日に必要な繊維質を摂るにはこれだけの野菜を食べないといけないが、なんとそれがこれ一本でカバー出来る、云々・・・」といったのを見かけるが、繊維質摂りたいなら、野菜ではなくブランとオートミールをお勧めする(但し、チョコレートやフルーツ味のものではなく、プレーンのもの)。あと気を付けた方がいいのが、シリアルは体の中で水分を吸収すると便が硬くなって便秘にの原因になることがあるらしいのと、やはり炭水化物なので太る原因になるかもしれない。私の体重が増え始めたのは、このレシピが原因の一つかもしれない。ただ、世に出回っている野菜ジュースも意外と高カロリーなのである。
お昼は、お粥、梅干し、具なしのお味噌汁(具は昨日すべて夕食でいただいた、その残り)。
夕食は、お粥と梅干しのみ。
これを朝8時、昼12時、夕16時、にいただいた。明日の朝食まで16時間、水以外何も口にしない状態にする。
11月11日(木) -スマホを買いに行く-
しかし、なかなか気分が盛り上がらない。今まで4回断食しているが、今回が一番テンションが低い。慣れもあるだろうが、コロナの在宅で刺激が少なくなり、生活全般にテンションが下がり気味なのかもしれない。
で、断食明けにお楽しみを設定することにした ～ 新しいスマホである。
退職に伴い今のスマホは会社に返却することになるので、いずれにしても自分用のスマホを手配する必要があったのだ。ただ、あまり欲しい機種も思い浮かばなかったので、ダラダラと過ごしていた。
しかし! 大手家電量販店でソニーのXperia 1 ⅲを観て、そのデザインに一目惚れした。
しかも、断食が明ける19日にsimフリーモデルが発売になる。神の見えざる手に導かれるように、予約を入れた。受取日は、断食休暇明けの24日でお願いした。
私はゲームもしないし、スマホに高度なカメラ機能を求めたりもしない。何よりこの機種はデカい。値段もなかなかである。つまり、私にはかなりのオーバースペックなスマホなのだが、とにかく、エッジの処理やフロストのかかったシックなカラーリングに痺れた。
予約を入れた帰りに、家電量販店のOCNのカウンターに行ってsimカードの手配もお願いした。家に帰って商品チラシを見て、ウキウキしながら、夕飯を食べ、この日は寝た。
