大河内 敦の裏blog(番外編)

広告会社に勤める一級建築士の断食経験とその後。

5月3日(金)  ー 本断食初日

昨日も夜8時すぎに寝てしまった。2日連続の早寝である。かと言って普段の様に夜中に目が覚めて困ると言う事もあまり無くて、朝7時に起床。fitbitの計測によると、9時間12分の睡眠時間。わたしは普段睡眠時間が短く、一週間連続で毎晩4時間程度というのは普通にあり、均してもたぶん平均5時間半を切ってると思うので、これは結構大きい変化だ。

体の方は、まだ初日なのであまりしんどくは無い。昼過ぎに散歩がてら「般若の滝」まで行く。ここについてはまた詳しく説明するが、昔、療養者が滝行を行っていたりしたた場所。「療養が無事終わり、成果が出るよう」祈願。

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・静養院の建物の構成について。

創立100年超の断食療養所・静養院の建物は、「玄関」「本部」集会室を兼ねた「娯楽室」「浴室」「宿泊室(公式名称は『病室』)」などが入ったの逆T字型の本館があり、更にその奥と手前を二つの宿泊棟(別館・特別室)がはさむ構成になっている。

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写真で見るように、逆T字型の建物の長辺が南西に向けて大きく拡がり、かつ、大変緑豊かな環境である。

この療養所は自然に囲まれ、また、生駒山のほぼ頂上近くにあるため、眺望がすばらしい。時は、一年で一番木々や草花が生命力をあふれさせる5月。毎年誕生日が近くなると「自分はなんといい季節に生れたものよ。」と思うものだが、今年は格別だ。

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長い廊下沿いに個室が並ぶ。

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私はその中でも東端の1号室、角部屋で東からは朝日が、南から日照が、さらに眼下に生駒の街が見下ろせる位置にある。食べ物を断つというのは、やってみると想像以上に辛いもので、気持ちが滅入りがちになる。そんな中で宿泊する部屋が明るいというのは、何にも替えがたいありがたい環境だ。がんばって行ってみようと思う。

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