大河内 敦の裏blog(番外編)

広告会社に勤める一級建築士の断食経験とその後。

5月4日(土)  ー 本断食2日目

あまりにも眠い。初日の夜は9時前に就寝、2日目も8時すぎ、それ以外にも日中に本を読んでいても眠気が襲ってくる。前回はむしろ、睡眠時間が短くなったように感じたので、院長さんに質問したところ、

 

・眠いのは疲れが取れていくプロセス。

・多分3日目くらいが一番キツくて、それから楽になっていくが、これは疲れが取れだ

 から。

 但し体力はむしろ減退しているので、このタイミングで疲れが取れたからと言って何

 かするとひどくこたえるはず。

・復食が始まると、重湯を飲んでも元気になる。但し、体力は回復していない。ここで

 調子に乗るのは厳禁。

・体力回復のめやすは、お通じが始まったところ。排泄する体力が戻った証拠なので。 

と、すると、断食療法とは、体力を意図的に低下させることで疲れを顕在化させ、休息することで疲れを取り去ったうえで体力を回復させるプロセスと言えるか。

引き続き、院長に質問してみた。 

・正しいが、もう一つ抜けているのが「気力」

・人間は「体力」と「疲れ」のバランスを取りながら生きているが、実際にその折り合

 いをつけてるのが(○○しなければいけない、○○するぞっ!と言った)「気力」。

・ここにきて、最初に眠くなるのは何もすることがないので、「気力のタガ」が外れて

 純粋に疲れが出てくるため。

・疲れが出て、なおかつ、気力の必要もないとなると、眠気が襲い休むことになる。そ

 こに食べないものだから、体力も低下する。基本的に何もしない、できない状態に自

 分を追い込み身体も脳も休ませることが「断食」。

 

・要約すると、最初の数日、眠くなる。その後、疲れが取れるので少しやる気が湧いて

 くるが体力は低下しているので、何かするとまた疲れる。何もできなくなる。この状

 況を受け入れて、食的にも身体的にも精神的にも何もせずに休息を与えることが断食

 の要諦。 (つまり、何も食べずに、何もせずに、何も考えずに、ぼ~っとしてなさ

 いと。)

 

・前にも書いた通り、回復食が始まるとありがちなのが、急にやる気が起こってきて、

 外に出歩いたりすること。しかし、回復食初期の食事は基礎代謝に必要なカロリー数

 すら満たしてないので、別のところでカロリーを浪費すると身体に入った食物を消化

 する方に廻せず、結果消化~代謝に悪影響が出て、身体がむくんだりする。気を付け

 なければならない。静養院が回復食の期間を長くとっているのそういう理由から。

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午前10時すぎ、本を読んでいると、また、眠くなって寝てしまった。14時前に目を覚ますと少し頭痛がする。水を飲むと、少し逆流している様な気がする。 ~ 前回の断食では3日目がキツかった。いよいよ明日がその日である。