大河内 敦の裏blog(番外編)

広告会社に勤める一級建築士の断食経験とその後。

6月26日(水) -             宝山寺・静養院 再訪 その②。

引き続き、院長のご機嫌伺いに訪れるべく、静養院に電話を入れるがつながらない。

f:id:ats-forldn2012:20190627130538j:plain

建物が広く、固定電話に出れない事も多い様なので、そのままノーアポで伺うと果たして院長はご自分のデスクで仕事をしていらした。突然の来訪にもかわらず快くお相手していただき、一時間弱お喋りさせていただく。

退所後の一か月で、気になっていることをお話させていただいた。

 

① 嗜好が変わり、甘いものや脂っこいものを食べたくなくなった。静養院のメニュー

  の様な食事を続けていると、体重が72キロまで減った。

② 便が固い。また、量を食べていないからかもしれないが、2日に一回ぐらいのお通

  じが普通になっている。腸内の滞留時間が長いから、水分が吸収されてしまい、そ

  こに繊維質の多い食事で便が固まり、更に油分が少ないため滑りが悪くなっている

  かもしれない。

③ 少しめまいがある。また、電車の中で立っているのがツライ時がある(気分が悪い

  と言う訳ではなく、席が空いたら座りたいな、と、言う程度だが)。

④ 食事の内容は、無理にでも変えた方がいいのか??

⑤ 筋トレを徐々に始めている。運動後だけは、甘いものが欲しくなる。

  筋トレは義務心というよりは、運動後に気分がすっきりするのでやっている。

⑥ 日常生活では、10kg体重が減ると、さすがに、階段の上り下りが楽になった。

 

などなど。

先生のお話は、「食事内容は無理に変えなくてもいいが、今のメニューのままで一品だけ何か違うモノを付け加えてみてはどうか。」というものだった。

・体形が維持できていること自体は悪い事ではないので、今の食事内容のままで、少しだけ変化を加えるところから始めて様子を見るというのが最適な方法かと。

・もともと、身体が大きいので、維持するにもカロリーが必要。野菜や豆腐の煮物などをメインにしながら、野菜のてんぷらとか、うなぎとかを付け加えるとか。

・めまいやお通じにも変化が現れるかもしれない。

・運動は、無理をしていないのなら、続けてもらっていいと思う。

とのこと。

・あくまで、断食は「きっかけ」であって、それ以降の生活や意識がどう変化したかの方に、本来的な価値がある。

断食中に、「〇〇しなければならない」はヤメるべき、という話を書いたが、退所して、また無意識に「~しなければならない」という志向にもどりつつあることを反省した。人間、なかなか変わることが出来ないから、モニターしながら意識して変えて行かなければならない。

院長の丁寧なアドバイスにお礼を言って、静養院を後にし、コミュニティバスで山を下りた。

f:id:ats-forldn2012:20190627130600j:plain

コミュニティバス「たけまる号」生駒山生駒駅を行き来している。うちの近所にも、こう言うのがあればいいのだが。

なお、院長のお話では、このblogを見たのか私が退所した後に長期の断食プログラムの申込みが増えているそうだ。こんなblogでもご覧になっていただけてありがたい限りだ。